20代の憂鬱

どーしよーもなかった自分の20代をリアルに振り返ります。たまに近況報告。

保留…

先週、にゃんこ(ΦдΦ)を拾ってから毎日のようにペット可物件を探すも、なかなか良い物件に巡り合わず...(lll-ω-)チーン

 

寝ても覚めても不動産を探しまくり、(マジ夢でも不動産屋巡りをするという…)疲れきってしまいました。

 

ペット可って書いてても、問い合わせると「ネコはダメです」って言われるんですよ(・ω・`*)ネー

 

(°言°)ハァ?って感じです。

 

やっと見つけたと思えばオンボロ物件で、お湯と水は出ます。とか。笑

 

(;´Д`)ハァ…そうですか。って感じです。

 

とりあえず、実家で当分面倒見てくれるみたいなので、焦らずに探してみたいと思ってます。

 

にゃんこ(ΦдΦ)病院に連れて行ったら、生後1ヶ月半~2ヶ月程度のオスということが判明(。 ・`ω・´) キラン☆

 

名前は6月5日に出会ったことから、ムコと名付けられました。

ムコ殿と呼ばれてます。笑

 

かわいい盛りのムコ殿(ΦдΦ)♡

一緒に暮らす日々を諦めないぞー!!!

20代の憂鬱~21歳⑥~

夏休みが終わると学校も始まり、コウと過ごす時間は必然的に減っていった。

 

お互い忙しいのだと、特に深く考えることもなかった。

 

コウの異変に気がついたのは、久しぶりに電話が来た時だった。

明らかに元気がない。

 

体調が良くないのだとコウは言った。

それでも会いたいから、家に来てくれないか?と。

 

歩いて5分もかからない距離なのに、家に行くのは初めてだった。

 

コウの家はいわゆる資産家で、自営業を営む両親と、兄家族、妹2人と暮していた。

とても大きな土地で、高い塀に囲まれていて外からは家の外観すら見ることができない。

 

少しキンチョーして迎え入れられた家は、夜だったとはいえ大人数の家族が過ごしているとは思えない程静かだった。

フワフワの毛足の長いネコちゃんがスリスリしながら出迎えてくれた。

 

『ミヤ、ネコ平気?』

『うん、大好き!!』

『じゃあ、部屋に入れても大丈夫だね。』

 

コウはなんだかまた痩せた気がした。

 

コウの部屋はコウの好きな物で溢れていた。

バスケ、複数台のパソコン…そして、姪っ子のモモちゃんの写真。

 

『可愛いでしょ。モモの成長を見るのがオレの最近の生きがいなの。笑』

 

『パソコンこんなにいっぱいどーすんの?笑 あ、そっか、プログラマーなりたいって言ってたもんね?』

幼い頃に話したことを思い出した。

 

『コウは大人になったら何になりたいの?コウは頭がいいから、お医者さんでも何でもなれるね!』

『何でもは無理だろ。笑 オレはねー、プログラマーになりたいの。』

プログラマーって何?』

 

小学生の頃、プログラマーという言葉を知っていて、その仕事内容や魅力について話してくれた。難しくてよくわからなかったけど、キラキラと夢を語る姿がとても印象に残っていた。

 

プログラマーか…オレ、今は一体何になりたいんだろーな。』

呟いたコウはやっぱり痩せた。

 

少し話しただけなのに、コウは疲れたからと横になった。

『体調悪いの?』

『最近、眠れないんだ。』

 

『オレが寝るまで、ここにいてくれない?』

 

私はコウのとなりに横になった。

自然と髪に触れ、撫でた。

『今日は寝れるといいね。』

 

手を繋いで少し話をしてるうちに、私が先に眠ってしまった。目が覚めたのは夜中で、コウが寝ていることを確認して安心した。

 

明日も学校だし、帰らなきゃ。

そっと繋いでいた手を放し、部屋を出た。

フワフワのネコちゃんが見送ってくれた。スリスリと寄ってくるそのコを撫でて、コウをお願いね。と呟き家を出た。

 

次に同じように家に行った時、コウはマウスピースをしていた。

『ボクサーにでもなったの?』

『無意識に強く食いしばってるらしくて、歯が弱ってきてるんだ。』

 

そしてやっぱり少しずつ痩せていった。

 

同じように一緒に横になり他愛もない話をする。こうして手を繋いでいると安心して眠れるとコウは言った。

 

少しずつコウの異変に気付いていながらも、それが何なのかは全くわからなかった。

 

コウ、何か不安なことがあったの?

歯が弱ってしまうくらい食いしばって、何に耐えていたの?

コウは自分の悩みや弱さを話すことはなかった。

 

私に出来るのはただ隣にいるだけ。

少しでも安らかに眠る時間がありますように。

 

3回目に家に行った時、コウは私の手を強く握り震える声で言った。

『ミヤ、ここにいて。』

『何言ってるの?ミヤ、ここにいるじゃん?』

 

なんだかコウが突然小さく見えて、その日コウを抱きしめて眠った。

コウは子どもみたいに丸くなって眠った。

 

コウのために何かしてあげたい。だけど、どうすればいいのかわからない。

以前とは少しずつ変わっていくコウを見て、わかっているのに、何もできない焦り。

なんだか胸が痛くなって、コウのおでこにキスをした。

 

これが最初で最後のキスになった。

もうすぐ雪が降る。

 

 

 

 

 

祝(*'ω'ノノ゙1ヶ月☆

6月に入りました(・ω・`*)ネー

 

5月1日から始めたアウトプットが1ヶ月を迎えましたー(*'ω'ノノ゙☆

 

20代を振り返ると、ホント...(lll-ω-)チーンってなります。笑

それでも、良くも悪くも精一杯だった!!

 

書いてて正直しんどい時もあるんです。

実際、今書いてるとこなんかは、なかなか先に進めないんです。

思い出して、タラレバしてみたり、凹んでみたり…それでも少しずつ書くことで1歩踏み出せたらいいなーと。

 

今までは思い出したくもなかったことも、時間の経過とともに違う見方ができてきてます。

なんとなく避けてきたことなんだけど、必要な時を迎えたのかも知れないなー。

 

てか、現在に追いつくまでどれくらいかかるのかしら…

気長に、無理せず、近況報告しながら続けていけたらいいかな( ゚ー゚)ウ ( 。_。)ン

 

誰かに見せる前提でもなかったけど、読者登録してくれてる方もいたりして(´;ω;`)

なんか、予想外に嬉しい限りです。

 

私の軌跡がレアなのか、それともあるあるなのか…

見守っていただけたら、幸いです*1ペコリ

 

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*1:。´・ω・)。´_ _

活字中毒

読み物が好きです。

 

たまに活字が読みたくて読みたくてウズウズします。

 

ただ、1回読み始めると、それこそ寝食忘れて読み続けてしまいます。

 

日が落ち始めてだんだん暗くなってきても、電気をつける時間すら惜しくて、ギリギリまで窓辺で粘ります。笑

 

なので、長編を読む時には注意が必要です。

 

今日はコレに手をつけてしまいました。

 

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買ってしばらく『積ん読』されてた本の1冊です。

今日は半分くらいまででガマン…

 

あー…気になる気になる…

 

明日も仕事だ!ガマンだ!!

と、思いつつ、あと1章…あと1ページ…あと…

 

早く寝なきゃ|´-`)チラッ

 

あ!!ネタバレしないでください(・ω・`*)ネー笑

 

 

ぽたっ。

今ねー、更新とともに鼻血が…

 

女子週間なのに…上からも下からも…

貧血なるってば。

 

……(o_ _)o パタッ

 

てか、大人になってからの鼻血とか怖くないですか!?

 

コレはただ単に鼻のかみ過ぎですが…笑

20代の憂鬱〜21歳⑤〜

1人になった私は、またひたすら忙しい日々を過ごす。バイトバイトバイト…

 

一応、教育学部なので…笑 教育実習にも行ったり、トモダチと飲みに行ったり…

なるべく1人の時間は作らないようにしながら、それなりに過ごしていた。

 

夏休みを迎える頃、夜家でゴロゴロしていたら家電が鳴った。

電話を取った妹が

『おねーちゃん、電話ー!!』

 

え??

 

連絡手段はもうケータイがメインなのに、家電??誰だ!?

 

『もしもし…』

『………。』

『もしもーし??』イタ電かよ!?

 

『………ミヤ?』

『コウ!?』

 

電話の相手は1個上のコウ。

私の初恋の相手だった。初めて異性として好きだと思った人。勉強もできて、スポーツ万能、顔もキレーで、背はちょっと低いけど。笑

 

友達としてはよく話したし、遊んだけど、結局気持ちも伝えられないまま、コウは1年早く中学生に。やっと中学校に入学し、同じ陸上部に入部するも、なんだか難しいお年頃の男子は女子とは距離を置いていた。

 

コウは県内トップの進学高に入学し、東京の某有名私立大学の経済学部に進んだ。中学校を卒業してからは全く接点がなかった。最後に交わした言葉はコウの高校受験の合格発表の日。合否が気になって仕方なかった私は校内でコウを見かけて追いかけた。

 

『コウ!!どうだった?』

『合格。』

『よかったーーー!!おめでと!』

『おう!』

 

最後に笑顔が見れて良かった。甘酸っぱい初恋の思い出…

 

そんなコウから突然の電話。

『どしたの??』

 

話を聞けば、体調を崩して大学を辞め、地元に帰ってきたとのこと。

夏から予備校に通い、薬科大を受験する予定だと。

 

久しぶりの会話。最初は驚きとキンチョーでぎこちなかったけど、昔のように話は尽きなかった。家も近いのに、電話っていうのも…ってことで中学校のグランドで待ち合わせて会うことにした。

 

徒歩5分。

夜中に歩く久しぶりの通学路。なんか不思議な感じ。

 

久しぶりに会ったコウは少し痩せてた。2人でグランドを見ながらたくさん話した。あの頃のこと。これまでのこと。これからのこと。

 

昔、この場所からコウが走る姿をずっと見てたよ。話せなくても、見ていられるだけで満足だったよ。気持ちは伝えられなくても、そんな幼い恋心を抱きながら、ずっと見てたんだよ。

 

そんなこと、言えるはずもないけど…今はトモダチとして、楽しい時間を過ごした。

 

その日から、コウと過ごす時間が増えた。ちょうど夏休みに入ったこともあり、日中コウは予備校、私はバイト。

 

コウはその後図書館で勉強していて、私も夜の講義がない時には一緒に図書館で過ごした。ちょうどその頃、苦手な数学を塾で受け持つことになり、自信がなかった私は数学検定の勉強をしていた。

 

the文系の私は数学がホント苦手。理系のコウは数学バカな私に丁寧に数学を教えてくれた。

 

夜勉強しててわからないことがあれば電話したり、結局話が盛り上がってまたグラウンドで会って過ごしたり。図書館近くの公園で参考書広げてたら、天気雨に降られてズブ濡れになって笑ったり…

 

私にとっては初恋のやり直しみたいな時間だった。気持ちはあの頃と違うけれども、一緒にグラウンドで語り合ったり、一緒に勉強したり…あの頃はしたくてもできなかったことが、キラキラと叶えられていく。

 

少し前のドロドロした気持ちが嘘みたいに消えていた。

 

お陰で数学検定2級に合格。少し数学が好きになった。笑

夏休みの課題で苦労した経済学の論文。夜な夜な語り合った資本主義、社会主義…書き上げた物は学年トップの出来で誉められた。笑

 

ねぇ、楽しかったよね!

コウに教えてもらったことたくさんあるよ。

数学だって経済だって、バスケもパソコンも!あんなにキラキラした時間もくれた!

 

私はコウになにをあげられた…?